あれから半年

今日から6月、先代の柴犬・清志郎がいなくなってちょうど半年が経った。


毎日暴れん坊の３代目正也に振り回され淋しがってる暇はないぐらい大忙し。でもキヨちゃんの事を忘れた日は１日もない。まだ、思い出して笑えるほど回復してない。どうしても最後に病気で苦しんでいた姿ばっかり浮かんでしまう。


華奢でおとなしくて単純でおバカでかわいかった清志郎。若い頃から病弱だったけど、特に最後の１年は病気の連続。顔に腫瘍が出来て除去したり、甲状腺機能の異常で歩けなくなったり。最後は膵臓を悪くしてあっという間にいなくなってしまった。あの時こうしていれば・・・って後悔ばかり。最期の瞬間も看取れなかったし。

老衰で見送った今までの子とはやっぱり違う。もっと一緒にいられるはずだったのにな。新盆の今年は盛大にお迎えしなくては。


昨日、正也は犬生初めてのフィラリアのお薬の日。お薬といってもおいしく頂けるお肉みたいな薬なので投与は簡単。


薬だとは全く思わずにオヤツだと思って食べていると思う。歴代みんな大喜びで食べていたが、正也ももちろん同じ。「もっと！」と与え終わったわたしの指をいつまでも舐めていた。

これ、キヨが最後に食べられずに残っていた１個。キヨの最初の薬も初代裕次郎の残りだった。

犬小屋もリードもおもちゃも食器も全部キヨのお古。開封済みのフードとオヤツは処分したけど、使えるものは全部使いまわし。お古ばっかりで申し訳ない、でも同じ物を使っている姿を見ているのはすごく嬉しいんだよ。これから徐々に「正也のために買った物」も増えていくからね。最初はお古で我慢しておくれ。