おうさまのおたんじょうび

民生が15歳の誕生日を迎えた。


生後２ヶ月の民生。まだちょっと瞳がキトンブルー。


当時７歳の先住猫・ショパンと。やたらと手足ばかり長く、生まれたての小鹿みたいに歩いていた頃。あまりにも歩き方がぎこちないので「どこか障害があるんじゃないか」って不安だったぐらい手足の長さを持て余してヨロヨロしてた。


子猫の頃から顔だけしか褒めるところがないわがまま王子だった民生、わがままなまま老猫になりわがままな王さまになった。王さまの民生だから民王、池井戸さんの小説みたいだけど意味が全然違う(笑)


我が家では最長老の誕生日にだけケーキを買ってお祝いする。なぜならこの後でスタッフ（人間）がおいしく頂くから。全犬猫の誕生日にこんな事をしていたらスタッフが太ってしまいますので(;^_^A



２年前にショパンが20歳で他界して最長老に就任した民生。今日が２回目のお誕生日ケーキとの記念撮影。後ろを野次猫浩人が通過しているのは気にしないでください。

地元の駅前のケーキ屋さんがなぜか2軒とも今日が定休日という不運。他に思い当たるのは隣の駅前にあるチェーン店のケーキ屋さんだけ。〇ージー〇ーナーなのでかなり不本意だけど、どうしても今日、どうしても丸いケーキが買いたかったからチャリをすっ飛ばして買って来た。

野良猫なので誕生日はたんなる推定の日。でも15年間この日を誕生日って決めてきたからやっぱり今日は特別なんだ。誕生日に丸いケーキは絶対に必要なんだ。

性格に難ありだけど、ワクチン接種以外で一度も病院に行った事がない超健康優良児。３代の柴犬を全部知ってるのは民生だけ。これからも最長老であり続けてね。