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ほんとうにさよなら [犬・猫]

亡くなった後にしばらく遺体を家に安置したい人もいるだろう。でもわたしは遺体になったあの子達を見ているのが辛いのですぐに荼毘に付したい。先代の柴犬・裕次郎は朝8時25分に亡くなってその日の夕方に火葬、昨年のシャム猫・ショパンは夜の9時5分に亡くなって翌日の火葬だった。キヨは臨終の瞬間を看取れなかったので時間がわからない。しかも日付が変わるか変わらないかの微妙な時間帯。でも夜が明けてないから命日は12月1日にした。お隣の県に住んでいる妹も来られるというので翌朝すぐに午後の火葬場の予約を取った。仕事だったけどお昼で早退。ちょうどその日は動物好きの上司の日だったので快く帰らせてくれた。

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遺影は何にしようと写真を探して気が付いた。スマホを使うようになってからほとんどプリントアウトした写真がない。キヨの写真は若い頃のものばかり。一番新しい物でも2015年だった。キヨの臨終後すぐにスマホアプリでプリントを頼んであったけど、さすがに翌日には届かない。

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結局一番新しい(けど4年前の)写真でお葬式。紙袋の中身はキヨの大好物だったわたしの手作りチキンジャーキー。最後はこれすらも食べられなくなっちゃったんだよね・・・。

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昨年9月に見送ったショパンに続き2年連続でここに来ることになるなんて。中央にある茶色い籠の中にキヨの遺体がある。一番最初に見送った裕次郎の時に「最後だから」って遺体の写真を撮ってものすごく後悔したので、あえて遺体は映らない角度で撮った。明らかに死んでいる事がわかる写真なんて2度と見たくないし、だからといって削除するのも忍びない。裕次郎の遺体の写真が入っているデジカメはその後触らなくなってしまったぐらい後悔している。思い出は元気な時のものだけでいい。ショパンの時も遺体は一切写さなかった。

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ちゃんとしたペット用のお仏壇があるわけではないので、人間のお仏壇の横に置いてある歴代のお骨。11年前に他界した裕次郎のお骨もまだ土にかえせずにいるのに3つになってしまった。

人間も動物もお骨になってしまうとなんか諦めがついて少し悲しみが落ち着くのだけど、キヨの場合はお骨になってから猛烈に悲しくなった。遺体を見ても涙が出なかったのにお骨を抱きしめて号泣。

いなくなってしまって3日目、今までと変わらずに毎朝お散歩グッズを持って朝の散歩コースを歩いている、一人で。変な人だと思われてるだろうな。

あとは来年の年賀状をどうするか。裕次郎の時に喪中はがきを出したらドン引きした友人がいた。そこまで犬を人間扱いしてる人だとは思わなかったって言われてショックだった。ショパンの時は9月だったから多少気持ちの切り替えが出来て普通に年賀状を出した。キヨは12月だからとても「あけましておめでとう」なんて気分になれない。でも年賀状だけのお付き合いの友人とSNSで繋がって再会したりするのでやっぱり年に一度のご挨拶は大切。喪中はがきにするか寒中見舞いを出すか考え中。

クレームじゃないけど「共有テーマ」のペットってなんか嫌。動物に変えてくれないかな。
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コメント 6

みぃにゃん

複雑ですね。私もその時きたらどうするか?前の柴犬は突然4才で天国へ行ったのでなかなか受け入れできませんでした。ロッキーも来月で12才色々覚悟いるのだけれど。無理だなあ。
by みぃにゃん (2019-12-04 19:17) 

ニッキー

超マザコンだった先代猫が旅立って
かみさんが立ち直るまで6年近くかかりました。。。
うちの子たちと暮らすにあたって一番気をつけてるのは、
見送られることにならないように、
最後までこの子達を愛して安心して暮らせるようにすることです。。。
キヨちゃん、愛情たっぷりで一緒に暮らせて
見送ってもらえて安心して橋を渡ったと思います。
うちの子も10歳と11歳、覚悟はしてるつもりですが、うちも無理だろうなぁ・・・

by ニッキー (2019-12-04 20:50)
by ニッキー (2019-12-04 23:23) 

フヂ

えーー…ドン引きとか、意味がわからない。
その人は、自分の家族が亡くなっても
何とも思わないのかな。しんどい中で喪中はがきを
準備するのも大変だろうし、寒中見舞いが
いいかもしれないね。でもまだまだ辛かったら、
暑中見舞いでも、次の年賀状でも、全然いいと思うよ。
by フヂ (2019-12-04 23:44) 

kou

自分はその日に火葬して、遺骨は子供が帰って来た夏休みに庭に墓を作って埋葬しました。
写真は今に飾っていますが、はじめはペットロス状態でしたが、今は楽しい思い出が頭を過ぎります。でも、スマホには亡くなる数時間前、自分の側を離れなかった写真が残っており、頑張っている姿を時々思い出しています。
by kou (2019-12-05 07:58) 

ちぃ

「ペットごときに」って考えの人未だにたくさんいますよね。
人間扱いというより「家族」なんですけどね。。。
周りの反応は気にせず、ご自分の思うように物事を進めていって良いと思います。
それで批判をしてくるような人は残念だけどお友達じゃない、かな?と思いますよ。
キヨさんの遺影はお散歩待でしょうか。
良いお写真を選ばれましたね^^
by ちぃ (2019-12-05 14:32) 

mio

>みいにゃんさん
4歳とは!!それはお辛かったですね。
持って生まれた寿命とはなかなか割り切れません。
キヨの骨は鳥の手羽先みたいでした。15歳半まで
生きた先代の柴犬は骨太だったので、短命な子は
骨が細いというのはあながち間違っていないのかも
なぁと収骨の時に思いました。

>ニッキーさん
必ずいつかは訪れる日だとわかっているつもり
なのに、毎回泣き崩れて動揺してしまいます。
飼い主が先に他界するよりずっと幸せな事なのに
何回体験しても辛いですね。シニア期になったら
とにかく健康管理に気をつけないと。うちも14歳
の猫が控えているので心配です。

>フヂちゃん
そうなのよ、しかもその人動物好きの人だったから
ショックが大きくて。ご丁寧にお手紙を頂いたから
嬉しかったのに内容がそれだった。寒中見舞いを
作ろうかなって思ってまーす。

>kouさん
楽しかった事だけ思い出せるまでどれぐらい時間が
かかるのかなぁと毎日お線香をあげながら考えてい
ます。生前最後に撮った写真もプリントアウトしま
した。見るのが辛いけど、頑張っているキヨの最後
の姿だから。

>ちぃさん
そうなんですよ、犬を人間だと思ってるわけじゃ
ないのに。もちろん犬は犬として接しているけど
家族なんですよね。だから亡くなったら肉親が亡
くなるのと同じぐらい悲しくて何が悪いんだろう
と疑問に思いました。もちろんその人とは今では
お友達関係ではありません。遺影、良いですか?
ありがとうございます、キヨも喜びます。
by mio (2019-12-06 18:58) 

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