SSブログ

4匹目の猫 [犬・猫]

2014年10月16日の夜、キヨが散歩の途中で子猫を見つけた。ゴミ集積所
のネットの横で黒い子猫がじーっとしていた。近くに親らしき大人の黒猫がいた
が犬と人間が子猫に近づくのにしらんぷりで変だなと思った。でもまぁ、親が
いるしってその日はそのまま通過した。前の年に拾った浩人のかわいらしさに
すっかり黒猫に夢中になっていたワタシ、きっとこの時からこの子を拾うだろう
なとうすうすは感じていた。

10月の東京は普通はまだ暖かいのだけど、この年はこの時期に急に寒くなった。
なんかモヤモヤと気になるので翌朝の散歩でも同じ場所にいったが子猫も親猫
もいなかった。夜の散歩でまた行ってみた。昨夜と同じ場所に子猫がいる。そして
今夜は親がいない。昨日よりももっと元気がない。どうしよう、保護したい。でも
去年浩人を拾ったばかりでこれ以上猫が増えたら大変かもしれないし、何よりも
母に怒られる。病院ももうやってない時間だし・・・ってこの日もそのまま帰った。

夜しか現れない子猫、明日の朝探して見つけたら保護して病院に連れて行こう!
一晩心配しながら翌日の10月18日の朝、またその場所に行ってみた。いた!
もう迷わずに捕獲。近づいても逃げる元気もなかったのに、用意していた紙袋
に入れたら大騒ぎしてびっくり。既成事実を作るためにそのまま病院に行って
「うちで育てます」って言っちゃった。

風邪を引いて目ヤニと鼻水でぐっちゃぐちゃでノミだらけのオスの子猫だった。
生後5~6週と推定されたがガリガリに痩せて体重は550グラムだった。病院で
注射をしてもらって家に連れ帰る。帰りもまた袋の中で大騒ぎ、行きに入れて
きた紙袋は破って逃走しそうになったので病院で布の袋をもらって詰め込んで
帰ってきた。なんだ、案外元気があるじゃん。注射も2日間効果あるっていうし
その間に元気になるなって安心してケージに入れた。母は激怒してたけど命には
代えられない。

これでなんとかなると思ったが、一向に餌を食べない。体はどんどん冷たくなって
行く。どうしよう、助からないのって泣きながら仕事に行って帰ってきて生きている
のを確認してまたホッとして泣く日々。月曜日にまた病院に行く。体重が500グラム
に減ってしまっている。そこで先生が療法食を無理やり口をこじ開けて押し込んだ。
それがきっかけで餌を食べるようになった。
rc.JPG
お世話になった療法食。
magu.jpg
食べればすぐに体力は回復する。最初はスプーンで与えていたが自分で食べて
くれるようになりほっと一息。死にそうな時には名前を考える余裕すらなかったが
やっと名前をつけた。前の年から大好きになったKANA-BOONの谷口鮪くんの名前
を頂いて「まぐろ」と命名。本当はそろそろ女の子が欲しかったんだけど。女の子
だったらチェルシーにしようと思ってたんだけど。どうして落ちてる子猫って男の
子ばっかりなんだろう。やっぱり男児の方が体が弱いのかな。
maguro8.JPG
高栄養食をモリモリ食べて元気は出てきたのだが一向に病気の症状が治まらない。
目ヤニで目は開かないし、くしゃみもひどい。くしゃみをするたびにくっさい鼻水
を飛ばすからもう大変。もちろんこの時点では先住猫とは隔離。使っていない部屋
にケージを置いて夜は暖房をつけて湯たんぽを入れてってそれはそれは大切に看病
した。

またしても続く。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

ラスコー展まぐろ闘病記録 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。