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まぐろ闘病記録 [犬・猫]

命の危機は脱出したがちっとも治らないまぐろの病気。特に目の
症状がひどく目ヤニが固まって目の周りの毛が禿げてしまうので
こまめに清浄綿で拭き目薬も1日に何回も点眼。栄養にも保温に
も気を付けて過保護に育てているのに治らない。
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どこに目があるのかわからない。可愛いはずの子猫の時期にこん
な顔の写真しか残ってなくて可哀相( ノД`)シクシク…でもこの後すぐに
もっとひどくなった。

あれ?なんか目が膨らんでない?と思っているうちにみるみる飛び
出す目玉。角膜穿孔を起こして左目の中身が飛び出してしまった。
飛び出すといっても中身がドロっと流れるのではなく、薄い膜みたい
なものに包まれた状態。目玉の上に水風船が膨らんでいるような様子
を想像して頂ければ近いかもしれない。

それはそれは恐ろしい形相なのだけど、特に痛くもかゆくもないよう
で子猫らしく無邪気に遊んでいる。その姿が逆に不憫で泣けるったら
ない。このころは顔が映らない写真しか撮ってない。
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この水風船が破裂したらどうなるんですか?と先生に聞くと「目が萎み
ます」と言われた。そしたらもちろん失明だ。それどころか眼球を摘出
しなければならない。こんな子猫に全身麻酔なんて耐えられるのかしら。
心配は続く。右目の方もいつ穿孔を起こしてもおかしくない状態。両目
とも失明しても家猫なら生きていけるよねって話しかけながら看病して
いた。

いろんな方から「病院を変えた方がいいんじゃない」と言われた。今まで
ずっとお世話になっているとても信頼している先生だがどうも眼病には
詳しくないらしい。でも一緒になって一生懸命治療してくれてるんだから
セカンドオピニオンなんて求める気になれない。

いろいろ薬を変えて、最後に使った軟膏が効果があったらしい。倍ぐらい
に膨れて瞼も閉じられない状態の風船に直接塗っていた軟膏。水風船は
触っても痛くないらしくまぐろもおとなしく塗らせていた。これを使い始
めたら風船が徐々に小さくなり、最終的には目の中に戻って行った。
magu4.jpg
まだまだ怖い顔だけどこれでもかなり良くなった時。最初は凸凹だった目の
表面も徐々に滑らかになる。両目ともものすごく白濁していたがこれぐらい
なんてことない。失明しないで済んだんだから目なんか白くたっていい!!

10月18日に保護してから体調が回復してワクチン接種するまでに2ヵ月
かかった。その間に14回通院し3万円ぐらい治療費がかかった。クロマニ
ヨンズのライヴに行くのを諦め、そのチケットを譲った方とお友達になれたり
いろんな人から励ましてもらって嬉しかった。もともと腎臓が弱いワタシは
過労と心労で血尿が2週間も止まらないというオマケ付き。
20111.jpg
現在のまぐろ。両目とも白濁は残っているが1年ほどヒアルロン酸の目薬を
点した結果ここまで回復した。視力的には全く問題がない様子。最初の2年は
寒くなると体調を崩しワクチン接種するとグッタリし心配は続いたが3年目の
今シーズンの冬は風邪もひかずに元気だ。まぐろが感染していたのは猫カリシ
ウイルスとマイコプラズマ。マイコの方は薬で治癒したがカリシは一生体に
残る。なので今でも真っ赤な涙が出るので清浄綿は手放せない。

まぐろを拾ったのは10月。誕生月だったワタシは誕生祝いにもらった現金を
全部治療費に使った。あー、そうか。まぐろが誕生日プレゼントだったんだね。
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