まぐろの誕生日

9月6日で満5歳になった。子猫の時に保護した野良猫の場合「生年」は確実にあっているが「月日」の方は推測。拾った時に病院で「生後〇週目ぐらいですね」と予測されるので、そこから逆算して覚えやすい日にちを誕生日に設定している。民生は6/25、浩人は4/20、まぐろは9/5でも良かったが6日の方が「クロ」で語呂が良いから9/6にした。途中で黒猫に育った浩人とは違い、まぐろは拾った時から真っ黒な黒猫だったから。

カシャカシャブンブンに目がないまぐろ。

面白いもので、3匹とも推定されたのが生後5週前後だった。この頃になると親から離れてどこかに落ちたり（民生）兄弟と体格差が出てついていけなくなったり（浩人）病気になって親から諦められたリ（まぐろ）するんだな。病気の子猫を拾ったのは初めてだったので最初の3か月ぐらいはそれはそれは大変だった。ヤマを乗り越えてからも虚弱ですぐに風邪を引く子だったのでくしゃみ1つしただけで大騒ぎするような毎日だった。2歳を過ぎた頃からか急に丈夫になり、今では予防接種以外では病院に通うこともなくなった。相変わらず右目からは赤い涙を流すので、わたしの布団はまぐろ汁で点々と汚れるが。

「ええい、ハナのながいやっちゃ」「イテッ」（わかる人しかわからない動物のお医者さんごっこ）


誕生日の直前から体調がいまいちで保留になっていたキヨのお誕生日のごちそう、そのままさらに体調不良になって暑さ対策に追われていたのですっかり忘れ去られていた。ずいぶん遅くなったけどまぐろと一緒にお祝い。牛ランプのステーキ（オージーだけど）、味付けなしで中までじっくり火を通して小さく切ってから。お祝いとは無関係の肉男の浩人も大喜びして食べていた。ちなみに民生は肉が嫌いな猫である。